法政大学理工学部・デザイン工学部 入試攻略 数学編
法政大学理工学部・デザイン工学部の過去問を過去数年分解いたので、特徴と攻略方法を書いておこうと思います。
■問題構成
中央大学理工学部・デザイン工学部の入試問題は大問5題で、全問マーク形式となっています。試験時間は90分なので大問1問あたり18分で解く必要があり、理工系では珍しく時間に余裕がない試験となっています。
■出題傾向と問題難易度
大問が5つあるので色々な分野から出題されています。強いて言えば場合の数と確率、数列、ベクトル、微積分はよく出題されています。難易度としては基本的な問題が多く、網羅系の問題集をやっていればほぼ対応できます。ただし、数列と整数の融合問題など余り見たことがない問題が出ることもあります。
■対策
合格最低点が6割~7割ほどとなっているので、8割取ることを目標に対策をしていきましょう。 法政大学理工学部・デザイン工学部の数学は基本的な問題が多く出題されるので、基礎をしっかり固めることが何よりも重要です。融合問題も1つ1つの問題は基礎がしっかり出来ていれば対応できます。他の理工系学部にはあまりないような少々厳しめの時間設定になっているので、形式に慣れる必要はあります。
具体的な対策として、
1. 網羅系参考書で基礎固めをする。
2. 過去問を解く。(時期は早いほうが良い)
3. 形式が似ている他校の問題を解く。
1について
法政大学理工学部・デザイン工学部の数学は基礎をしっかり定着させていればほぼ解くことが出来ます。参考書は『黄チャート』や『基礎問題精講』で十分だと思います。併願校との兼ね合いで『青チャート』等をやるのも良いと思います。
2について
法政大学理工学部・デザイン工学部の数学は、理工学系では珍しく時間に厳しい設定になっています。そのために早めに過去問に取り組み、形式と時間設定を知っておくと良いでしょう。過去問を解くときには、「大問1題18分でどこまで解けるか」「どの問題でも解法がすぐに浮かぶか」を確認しましょう。試験時間的に解法がすぐに浮かばないといけません。解法が浮かばない場合は基礎力が足りないので網羅系参考書に戻りましょう。
3について
形式が似ている大学の試験を解くのも良い対策となります。オススメの大学は「東京理科大学 先進工学部(基礎工学部)」です。問題のレベルもほぼ同じで大問5題で100分設定なのでほぼ同じ設定です。法政大学理工学部・デザイン工学部の過去問を解ききった人はぜひやってみて下さい。少し簡単なところとしては「日本大学 理工学部」も良いでしょう。
■まとめ
法政大学理工学部・デザイン工学部の数学は、基礎をしっかり定着させて、形式に慣れるのがカギとなります。レベルの高い演習問題を解くよりも、基礎を固めることと形式慣れに時間を使いましょう。このような他校と異なる問題形式にしている大学の過去問は、早めに解いてみることをオススメします。
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