東京都市大学理工学部・デザイン工学部 入試攻略 数学編
東京都市大学理工学部・建築都市デザイン学部・情報工学部の過去問を過去数年分解いたので、特徴と攻略方法を書いておこうと思います。
■問題構成
東京都市大学理工学部・建築都市デザイン学部・情報工学部の数学入試問題は大問4題で、大問1,2は小問集合となっています。小問集合も含めて全問記述形式となっています。 試験時間は90分あり、各大問ともに3問ずつの出題なので、時間はそれほど厳しくありません。
■出題傾向と問題難易度
大問1,2の小問集合は色々な分野から出題されています。大問3,4のどちらかは微積分から出題されています。難易度としては基本的な問題が多く、網羅系の問題集をやっていればほぼ対応できます。ただし、小問集合には微分の定義、eの定義、二項定理などの見落としがちな分野からの出題があるので、基礎的な内容を隅々まで学習する必要があります。
■対策
合格最低点が6割~7割ほどとなっていますので、8割以上取ることを目標に対策をしていきましょう。 基本的な問題が多く出題されるので、基礎をしっかり固めることが何よりも重要です。そして、全問記述形式であることと問題数が少ないことから、普段から丁寧な計算・解答を作ることを意識する必要があります。試験時間は十分あるので、ゆっくり丁寧に解くように心がけましょう。
具体的な対策として、
1. 網羅系参考書でしっかりと基礎固めをする。
2. 過去問を解く。(時期は遅くてもよい)
3. 記述の解答練習をする。
・1について
東京都市大学理工学部・建築都市デザイン学部・情報工学部の数学は基礎をしっかり定着させていればほぼ解くことが出来ます。参考書は『黄チャート』や『基礎問題精講』で十分だと思います。併願校との兼ね合いで『青チャート』等をやるのも良いと思います。小問集合では様々な範囲から出題されているので、基礎固めには十分時間をかけて行うのがよいでしょう。
・2について
東京都市大学理工学部・建築都市デザイン学部・情報工学部の数学は、基本がしっかりできていれば全て解くことができます。難しい問題集を解く必要もありません。東京都市大学を第1志望にしている人は、過去問を冬から始めても十分間に合います。東京都市大学を第2志望以降にしている人は、基礎固めの確認として早めに過去問を解いてみるのも良いでしょう。
・3について
東京都市大学理工学部・建築都市デザイン学部・情報工学部の数学は全問記述解答となっています。記述は苦手という人もいるかと思いますが、基本的なことを守り、大きな失点をしないようにするのが大切です。最初は問題集の解説の真似をするのがよいでしょう。自信がない場合は先生等に解答を見てもらうのも有効です。
■まとめ 東京都市大学理工学部・建築都市デザイン学部・情報工学部の数学は、基礎をしっかり定着させて、いかにミスなく解くかが合格のカギとなります。普段から丁寧に解く、あるいは見直しをすることを意識して学習に取り組みましょう。
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